04大学院生?修了生の声

中部 安梨    油画研究分野

中部安梨

 

Q なぜ尾道市立大学の大学院を選んだのですか?

元々絵画を中心に制作していましたが、学部4年次に卒業制作へ向けて新しいメディアを取り入れた表現に挑戦しました。その経験から、自身の制作方針をより明確にし表現の幅をさらに広げたいと考え、大学院への進学を決めました。 尾道市立大学はデザイン?日本画?油画とコースが分かれていながらも、コースを越えた交流が活発で、先生方にも相談しやすい環境があります。多様な視点に触れながら新たな表現に挑戦したいと考えていた私にとって最適な場所だと思い、尾道市立大学の大学院を選びました。

中部安梨

二人展「不在の洞窟」
期間:2025年2月11日~16日
場所:尾道駅裏手にある空き家
同級生と二人で空き家を活用した展示を開催

 

Q 尾道の制作環境や学生生活はいかがでしたか?

地域の方々が学生の活動を温かく受け入れてくださる環境だと感じました。商店街のお店で展示をさせていただいたり、空き家を活用させていただいたりと、作品を発表する機会に恵まれていました。 また、学外から講師を招いた講演会や交流の機会も多く、学内外のさまざまな視点から刺激を受けながら制作に向き合うことができました。 地域と大学の距離が近く、実践の場が身近にあることが尾道ならではの魅力だと感じています。

 

作品 作品

尾道市立大学学生有志 日本文学科?美術学科コラボ展覧会「カソーノオノミチ」
期間:2026年1月31日~2月11日
場所:尾道市立中央図書館

 

Q 2年間の大学院生活で印象に残っていることはありますか?

印象に残っていることは2つあります。 1つ目は、同級生2人で行った空き家を活用した展示です。空き家の清掃から広報物の制作まで、展示に関わる一連の工程を自分たちで行いました。ご厚意により空き家を自由に使わせていただき、演出として室内に砂利を敷き詰めるなど、空間全体を構成することにも挑戦しました。 2つ目は、尾道市立大学の美術学科?美術研究科と日本文学科による図書館での共同展示です。合計16名が参加し、私は代表として運営を担当しました。助成金を得たり、尾道新聞に記事にしていただくなど、対外的に働きかける経験にもなりました。 どちらも地域と密接に関わる尾道の学生だからこそ得られた、貴重な経験だったと感じています。

 

Q 大学院生になって達成したこと、また今後の目標等はありますか?

学部時代は自主企画の展示経験がなかったため、大学院では主体的に展示を行うことを目標にしていました。進級展や修了展などのカリキュラム内の展示も含め、2年間で計6回の展示に参加?開催することができました。 制作と発表準備を並行して進める力や、展示までを見据えた制作プロセスを身につけることができたと感じています。 今後は尾道を離れて就職しますが、この制作習慣を継続しながら、展示だけでなくSNSでの発信や公募への応募にも積極的に取り組み、自身の表現をさらに深めていきたいと考えています。

作品

修了制作作品
Autonomous Forms
PLA
サイズ可変
2026